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計画を立てることは重要なのか?~計画的に努力する方法~【復刻記事part10】

 

おはようございます、
こんにちは、こんばんは。

 

たろーです。

 

※僕が19~20歳の時に書いた記事シリーズをリメイクしてお届けする企画part10

 

このシリーズの前回記事

 

familiano22.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、今回は
計画」についてだ。

 

計画の立て方を教える
というような意図は特になく
テキストでガッツリ書いているので

 

計画ってそもそも大事なんかな?
という観点から切り込んでみたい。

 

 

昔は計画というのは
圧倒的な大切なことだった。

 

 

人生計画という言葉も、
現代においては死語となりつつ
ある気がしていますが、

 

当時は大企業に
就職したら老後まで安泰、
という前提があったので
人生計画がわりかし現実的なものだった。

 

 

今はどうだろう?

 

 

むしろ、計画なんて
ぶっ壊れて当たり前、
という時代になっていないだろうか。

 

 

しかし、計画とはいえ、
どんな計画かにはもちろん寄って来る。

 

 

人生計画、
これに関してはもう本当に
先が見えない。

 

 

一方で、
受験における勉強計画。

 

これはいまだに、
立てる価値があるものだと思う。

 

 

なぜなら、
単純に変わらないものだからだ。

 

 

高確率で情勢が変わらないのだ。

 

これはすごく大きい。

 

 

受験をやっていると、

自分が計画通りに
   努力することが難しい

という錯覚に陥りがちになる。

 

 

しかし、本当に恐ろしいのは、
自分がコントロールできない
予測不能な要因が登場する場合だ。

 

例えば、60歳までこの企業で…
という前提で計画を立てて、
27歳の時にその企業が
倒産したらどうだろう。

 

 

一旦、その人生計画は全て破綻だ。

 

 

となると、そう言った
終わる可能性が高いものをベースに
計画を考えるのは危険だといえる。

 

とはいえ、計画を立てるということは、
基本的には何かしら達成したい
目標があるということだ。

 

目標ありきの計画だ。

 

 

と思われていたが、もはや、
現在は目標すらあまり明確でなくて
いいような気がしている。

 

計画の至上命題は、

今の行動を変える

ということにある。

 

 

要するに、計画を立てることで、
あ、今のままじゃまずい
ということに気付けるかどうかが
最も大切なのだ。

 

 

でも一方で、それでは
対処しきれない時代なのではないか
とも考えている。

 

 

僕は、「無計画」な人こそ
強い時代なのではないか、
と思うのだ。

 

 

無計画というのは、
何か固定的なものを目指さない、
ということでもある。

 

 

これを理解する上で、
パラノとスキゾ」という
言葉がある。

 

 

ジル・ドゥルーズ
という人の言葉だ。

 

パラノとは

パラノイア」(偏執型)

スキゾとは

「スキゾフレニア」(分裂型)

という言葉だが、
それぞれが何に対して
偏執・分裂するかというと、

 

アイデンティティ
ということになる。

 

 

パラノイア型の人は、

 

「私は〇〇株式会社の〜」
「僕はあの名門の〇〇大学の〜」
「私は代々続く〇〇家の〜」

 

と言ったような
アイデンティティ固執する。

 

パラノ型の人を
象徴するようなアクションは

住む

だ。

 

住む、つまり家をどっしり構え、
家族を作り、その中で教育をし、
子供を育て、自分は働き、終身雇用、
というような人生だ。

 

 

そして彼ら彼女らは、
「一貫性」「この道〇〇年」
というようなものを大事にする。

 

 

しかし、
この形態は「変化」に弱い、
ということが少しずつ
明るみになっている。

 

そこで、スキゾ型の重要性が
叫ばれ始めている。

 

これは何かというと、分裂、つまり、
一つのアイデンティティ固執せず、
バラバラになっていくのだ。

 

 

こっちではあれをやり、
こっちではこれをやり、
時代が変われば新しいことをやり、
というように。

 

 

典型的なスキゾ型の人は、
ホリエモンキングコング西野などだ。

 

彼らは常に一貫した
アイデンティティを持っている
わけではない(ように見える)だ。

 

よって、ただ発言だけを切り取ると、
矛盾したことをいったりする。

 

 

でもそれは、
コンテキスト」を
読み取れないといけない。

 

 

当時はこう発言したけど、
今はそんな状況じゃないことが
分かったんだから、

 

結果的に矛盾しているけど、
今に適切な発言なんだよ。

 

文脈読み取ってね。

 

っていう話なわけだ。

 

 

 

またホリエモンさんも
何かに打ち込め!
   飽きたらすぐやめろ!
という風に言っているが、
これもスキゾ型だ。

 

とにかく
スキゾ型は分裂する。

 

スキゾ型は住む人と比較して

逃げる

なのだ。

 

移動ではなく、逃げる、と表現するのには
目的がなくても
   とりあえずこの場合から離れる
というニュアンスが込められているからだ。

 

 

ちょっと前までの
価値観を踏まえると、
結構これが受け入れ難いのだ。

 

 

 

パラノ型の人からすると、
肌に合わないのだ。

 

だって、
築きあげたものを手放すのって
怖いと思う人が多いですよね。

 

 

正直、受験制度は
かなり古いものなので、
パラノ型の発想でも対処可能だ。

 

 

計画を立てて、
少しずつ知識を積み上げて、
計画的に勉強していく。

 

これができれば、
まぁ大きく外すことはない。

 

しかし、社会は違う。

 

 

不確実性を前提として、
無計画に逃げることができる人、
これが強いのかもしれない。

 

ましてや、共通テストで
試験形態が変わるとか、
2021年度入試がコロナの影響で
横浜国立大学の2次試験がなくなるとか

 

受験にすら
不確実性が現れ始めている。

 

ということを踏まえると、
あれ、計画的にやる気なくなってきたな
と思うかもしれない。

 

こんな時代に
絶対的に必要になるのは、
たった一つで、

 

よくわからんけど
一旦目標はこれだ!

を決めて計画を立てて
実行に移し始めるけど
まずいと思ったら秒で逃げる

 

こんな生き方、
努力の仕方がいい。

 

 

 

 

 

 

次回の記事 第11は、、、

familiano22.hatenablog.com