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不安ほど金になるものはない。〜不安ビジネスの隆盛〜

 


あなたは何かに不安だろうか?

 

 

 

 


不安とは、
本当に罪深い。

 


人は不安な時に、
よく騙される。

 


詐欺師はこれをよく理解している。

 


だから、
不安な人に対して
甘い言葉を囁き、
詐欺にかける。

 


不安な人は冷静な判断が
なかなかできなくなる。

 

 

ただ、不安を煽り、
お金を稼ぐということは、
何も詐欺師の特権ではない

 

 

むしろマーケティング
基本的な方法ですらある。

 

 

すべてのマーケターは、
人の不安を利用する。

 

 

僕自身も、
マーケティングをする時、
これを意識している。

 


不安を煽れば煽るだけ、
人々は強く反応する

 


SNSならいいねが集まり、
動画なら視聴回数が集まり、
広告ならクリック数が増える。

 

不安な人は、
たいていの場合、
何に不安なのかを分かっていない。

 


それはもしかしたら、
あまりにも多くの広告が、
多種多様な不安を煽るあまり、
混乱しているのかもしれない。

 

 

例えば、

この3つの勉強法を実践しなければ
確実に第一志望校に落ちます。



この3つの勉強法を実践すれば
絶対に第一志望校に合格できます!


と言われた場合、
数字上では3〜5倍ほどの
反応の差が出るのだ。

 


もちろん、前者の方が人気だ。

 

 

近年、日本は豊かになった。

 


もはや、どのジャンルでも
良い商品だらけだ。

 


味も、質も、見た目も、
機能性も良いものに溢れている。

 


凄く便利な世の中だ。

 


そんな中でどこで差をつけるのか。

 


色々なやり方があるが、
最も簡単でお金がかからないやり方は
間違いなく不安を煽ることだろう。

 


その中には、
英語を学ばないと終わり
みたいな英会話教室も含まれる。


ただ、個人的に
もっと悪質だと思うのは、
強力な理想」を提示する広告だ。


例えば、化粧品会社。


美しいとは何か?

ということに関して
例えば美人女優を起用して
繰り返し繰り返しCMを流す。

 

 

これは潜在意識レベルで、
こうなりたいなという気持ちを
呼び起こす一方で、

なぜ私はこうなれないんだろう、
なぜ私の顔は醜いんだろう、
などの不安・不満をも招く。

 


そして、それを解消する手段として
商品を購入することを求める。

 


これは王道なモノの売り方だが、
消費者こそこの構造を理解すべきだ。

 


不安の半分は正しいかもしれないが
不安の残りの部分は広告由来
ということになるかもしれないのだ。

 


スマホをやめれば、
精神状態が安定する、
というのは案外間違いでも
ないのかもしれない。

 


なぜなら、
無料で便利なモノに
広告あり、なのだから。