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いい文章をスムーズに書く方法【ボツ作からみる文章執筆ルーティーン】

今回の記事で言いたいことは

 

文章を書くにおいて
文章を書くこと自体を
目的化してしまわないこと

 

これが大事だということだ。

 


僕は毎日必ず
ランニングをしている。

 


そして、ランニングから帰るのは
大抵家を出て3時間以上後になる。

 

 


なぜか?

 


その理由を解き明かしながら
文章を書くコツについて
説明していきたいと思う。

 


と、その前に、
僕が書いたボツの文章
読んでみよう。

 

これがなぜボツになったのか
と考えながら少し長いが
軽く目を通してほしい。

 

 

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本を使って
自分のレベルを測る方法。
【読書の妙味】

 

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どんな本が面白いか。

 

どんな本がつまらないか。

 

 

 

この境目を見れば、
自分のレベルがわかる。

 

 

 

そんな話を
これからしていこうと思う。

 

 

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大学3年生の春、
僕は教授から勧められて

Investment Banking
という本を手に取った。

 

 

 

 

確か1万円前後だったと思う。

 

当時、金融に無知だった僕は、
この本を読み、まだ見ぬ世界に興奮した。

 

もしかしたら


Investment Bankingだぁ?

なんじゃそりゃあ!!!

 


という方もいるかもしれないので
雑に説明したいと思う。

 

簡単にいうと、
いわゆる投資銀行と呼ばれる
会社の下っ端社員が読むような本だ。

 


投資銀行というのも、
すごく説明が難しいが、
証券会社だと思っていい。


つまり、銀行ではないのだ。


まぁ、証券会社と銀行の違い、
と言われてもよくわからないという人が
おそらく多いだろうし、

その話はここではどうでもいいので
とりあえず気になる人は
この記事を読んだ後に
自分で調べてみてほしい。

 

 


本に話を戻すと、
この本は500ページ以上に渡り、

企業価値評価手法の解説
LBOの解説
M&Aの解説

などがひたすら英語で書かれている。

 


さて、こう聞いて、
素直にどう感じただろうか?

 


2択問題だ。

 

問題というより、
単なるアンケートだ。

 


①なんか凄そう
②つまらなそう

 

 

 

英語が読めないよぉとか、
内容難しそうだよぉとかは置いておいて

なんか凄そうな感じは
するのではないだろうか?

 


①を選んでくれていると信じたい。

 


そして、当時の僕は、
まさに①の気持ちになっていた。

 


こんなの読めたら、
めっちゃかっこいいじゃん!

 


っていう小物感丸出しの…。

 

 

今は大学3年生の冬、11月なので
それから半年ほどが経ち、
僕はこの分野について随分詳しくなった。

 


この分野、というのは、
金融や会計や投資銀行などについてだ。

 


それに伴って、
Investment Banking」に対して
新しい感情を抱くようになった。

 

 

「つまらないな」

 


というシンプルな感情だ。

 


なぜつまらないのか?

 


Investment Banking」が
レベルアップ本」にすぎなかったからだ。


さて、ここで例えを導入したい。

 


冒頭でこの世には、
面白い本とつまらない本がある
というような話をした。

 


これを
進化本」と「レベルアップ本
として考えてみたい。

 

ポケモンなら
多くの人が想像しやすいだろうか。

 

ポケモンはレベルを上げれば
多少はステータスが上がり、
強くなる。

 

一方でポケモン
進化をして新しい形態に変わる。

(進化という言葉の厳密な使い方の
 問題については目を瞑ろう)

 

レベルアップと進化の違いは、

 

根本的な変化を
もたらすかもたらさないか

 

ということができる。


Investment Banking」は単なる
レベルアップ」しかもたらさない、
という意味においてつまらないのだ。

 

レベルアップを
より具体的にいうと、
知識が増えるのだ。

 


知識がない人が読むと
新しい知識が手に入るため、
少し面白いがそれまでだ。

 

 

もちろん、難しすぎてつまらないよぉ
という人も少なくはないだろうが、

それは知識を得るという以前の問題なので
単に本が読めていないだけになる。

 


さて、それとは打って変わって
進化本」は読みさえすれば、
面白いことが多い。

 


知識がつく面白さではなく、
自分の深層部分での価値観が
じっくり変わっていくような面白さだ。

 

これは言葉にし難い。

 


ここでややこしいのが、
知識をつけることで世界の見方が変わり
面白いと感じることはあるし、

知識を得ることもできる
進化本というケースだってある。

 


あえて例えるのであれば、
偉人の自伝を読んで、

生き方が変わった時、
それは極めて進化本に近い。

 


また、進化本を読むにおいては
出会い」という概念が存在する
と僕は考えている。

 


要するに、タイミングを間違えば
進化本を面白いとは思えない、
ということだ。

 


恋愛に極めて似ている。

 


あの時出会っていたら、
僕たちは付き合っていなかった
かもしれないね。

 

というような話だ。

 


人と人が付き合うには、
基本的にはお互いがフリーで、
かつ、お互いが恋人を探していて、
お互いの価値観が一致して…

 

などかぎりない偶然が必要だ。

 

だから、タイミングが大事だ


進化本も同じだ。

 


レベルアップ本は
いつ読んでもさほど変わらず、
知識がつけばつまらなく感じ、

知識がつくと面白く感じたり
興味がなくなると飽きたりする。

 


一方
進化本はタイミングを間違えば
へぇー」で終わってしまう。

 

ただし、タイミングが合えば
人生を変えた本」になる。

 

 

また、僕にとっての進化本が
あなたの「人生を変えた本」になる
という保証はどこにもない。

 

だから、進化本との出会いは、
極めて個人的なものだ。

 

 

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さて、この記事で言いたいのは、
実は進化本の話ではない。

 

進化本も進化本で面白いが、
これは記事にするようなものではない。

 


人がレベルアップ本に対して
どう感じるかを見れば、
自分のレベルがわかるのではないか
という話だ。


要するに、
レベルアップ本は
定規のような役割を果たす
のではないだろうか。

 


僕は「Investment Banking
を「つまらない」と思えた。


それは、
勉強の成果の1つだと
僕は考えている。

 

それは他にもっと面白い
論文や本を読んできたからであり
自分がレベルアップしているからだ。

 

進化」ではないが…。

 

自分の勉強の成果を測る方法は
実に色々とある。

 

その一つの選択肢として
面白いとつまらないの境目、
をみてみるのもいいのではないだろうか。

 


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以上の文章は
僕の中ではボツ作だ。

 

 

なぜボツになったかについて
直接的にはこの記事では書かないので
これ以降の話を聞いて考えてみてほしい。

 

 

 


ここで話を少し変えて、
一般によく言われている

良い作品を作る方法

について触れてみたい。

 


それは、

作りたいという
うちから湧き上がる
創造的な感情を形にする

という作品作りが1番良い
というような類のものだ。

 

 

そして、文章においても
同様の性質があると僕は考える。

 

だから、僕は
よし書くぞ」と言って
文章を書くことが少ない。

 


では、いつ書くのか?

 

 

 

たいていの場合は、
ランニングしている途中だ。


普段、勉強をしたり、
人と話したり、コンテンツを楽しんだり
していると僕は思考を深められない。

 


このような時間において、
僕はいわば材料集めをしている。

 


しかし、ランニングをしている時、
音楽を聴く以外にやることはなく、
淡々と変わりゆく景色を見ながら
黙々と走るほかはない。

 

そうすると、普段集めた情報から
勝手にあれやこれやと思考が始まる。

 

 

そうすると、
書きたいことが降りてくる

 

 

だから、ランニングを止めて、
スマホのメモに文章を書き始める。

 


行き詰まったらまた走る。

 


よく、河川敷に行くことが多い。

 


また整理がついたら、
文章を編む。

 


これを繰り返していると、
家に帰る頃には時間が
かなり経過している。

 

 


教え子が自殺したと知った日
頭の中が混乱して現実を受け入れられず

 

混沌とした頭の中を整理し、
現実から逃れるように、
夢中で文章を書き殴った。

 

 


第一志望校の大学に受かった時、
嬉しくて嬉しくて文章を書いたが、

 

特に書きたいことは浮かばず、
結局、途中で下書きを削除した。

 

 

 

もちろん、
こうした文章の書き方をすれば
良い文章を絶対に書ける、
というわけではないし、

僕の文章だって、
まだまだ大したものではない

 

 


ただ、良い文章を書きたい、
という気持ちがあるのならば、


何を書きたいのか?

何を伝えたいのか?

何を吐き出したいのか?


という問いと、
じっくり向き合ってみるべきだ。

 


そうした、湧き上がる何かを
形にしたような文章であれば、
必ず誰かの心を揺り動かすだろう。

 

 

 

僕は20歳になった時に、
お母さんに手紙を書いたことがある。

 


あの手紙を読んで、
お母さんは泣いていたと記憶しているが

 

あれを他人が読んだとしても
半笑いで「なんだこれ笑」と
思うだけだろう。

 

 

1人の息子が、
母親に愛と感謝を伝える手紙など
他人が読んでも何も面白くはない。

 


ただ、母親には伝わったと思う。

 


文章なんてこれでいいのだ。

 


僕の今回の記事は、
実はInstagramのDMで
相談してくれた1人の人に向けて書いている。

 

 

 


その人が読んでくれれば、
この文章は存在した価値がある。

 


と僕は信じる。

 

 

 

 

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