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大学という高すぎる買い物を適当に決めてしまう高校生たち。【復刻記事part8】

 

おはようございます、
こんにちは、こんばんは。

 

たろーです。

 

※僕が19~20歳の時に書いた記事シリーズをリメイクしてお届けする企画part8

 

 

familiano22.hatenablog.com

 

 

 

 

さて、
今回は人生で1番くらい
大きな買い物である
大学」についてお話ししよう。

 

さて、
あなたは大学に行くだろうか?

 

僕らは、買い物をする時、
数百円を惜しんで、買うものを変えたり、
数千円を我慢して買うのをやめたり、

というようなわりかし「理性」的な
判断をすることが多い。

 

無駄な買い物は
お金の無駄ですから、
当たり前だろう。

 

ましてや、買う前に
様々なスペックを確認したり、
他のものと比べたり、

 

1円でも安く
手に入れられるように
努力する人は多いはずだ。

 

(どうやら比較検討して買うのは、傾向として男性の方が多いようなので、お父さんなんかは特に買うときに比較検討しやすいかも知れません。女性は割と出会いを大事にするので、一目惚れして1発買いする人が多いです。セールや期間限定に弱い人も多いです。)

 

 

さて、まぁ、何が言いたいかって、
僕らは買い物の時にまぁまぁ
理性的に買い物をするはずってこと。

 

なおかつ、僕らはやっぱり
「良い買い物」をしたいわけで、
払った金額以上のものが返ってくるのか、
ということを気にすると思う。

 

 

しかし、現実はそうではない。

 

僕らはあまりにも
非合理的な選択をする。

 

アダム・スミス
言っていた気がするが、
僕らは貨幣経済に慣れすぎて、
物の価値をもはや判別できない。

(気づくのがはやいねん、天才か)

 

そもそも価値というものは、
幻想なのですが、

(一応役に立ったら価値が高く、
希少性が高いと価値が高いとなっている)

僕らは物の価値を見極める能力を
ほとんど失っている。

 

だから、価値のある物に
高い値段がつくという順序ではなく、

 

「値段が高いんだから
   良いものに違いない」

 

などという
残念な判断を下す人も多い。

 

つまり、僕らは比較して、
正確に比較する道具を持っていないと、
物の価値を考えることすら
ほとんどできないというわけだ。

 

水とお菓子の価値、
どちらが高いかを考えると、
自然に「値段」で比べようとしないだろうか?

 

このような物の価値ならまだしも、
現代は「無形サービス」も増えてきた。

 

ますます消費者は
混迷を極める時代になったのだ。

 

僕個人的に値段設定が
すごすぎて何がどうなっているのか
全くわからないのが、美容系だ。

 

よくわからんけど、すごく高い。

 

よくわからないので何も言わないが、
少なくとも僕はもうなんであんな
値段設定なのかいまいちわからない。

 

それで「」を買えるなんて安い、
という人がサービスを買っているので、
まぁそれはそれで良いけれど🧸

 

 

1週間で500万円の
マインドフルネス合宿もあるようなので、
もう今の時代は

購入者が満足するならなんでもあり

な時代なのかも知れない。

 

(これに参加した僕の知り合いの社長さんは「まじで参加してよかった、お前も言ってこい」とか言ってましたよ…なんなん…この世界狂ってる??)

 

あ、そうそう、
僕らの非合理的な選択の話だね。

 

そう。

 

僕らはことあるごとに
非合理的な選択をする。

 

 

お察しの通り、「大学」。

 

多くの人は大学選びにおいて、
集団圧力」で意思決定をすると思う。

 

 

大学に行くのは当たり前、
というような一種の慣習に
なってしまっているのだ。

 

(日本が先進国中最下位レベルの大学進学率であることにも注目です。あくまで受験を志向するような高校生の話です。)

 

ほとんどの人は、
どの大学に行くか」に関して
よくよく検討するものの、

 

そもそも大学に行くかどうか
については特に検討しない。

 

経済的に厳しいから、
というケースは多いだろうが、
それでも大学に通うお金は必要な教育費だ
と思考停止している人はいまだに多い。

 

 

勘違いして欲しくないので、
今のうちに言っておくと、
僕は「大学に行くな」と
言いたいわけではない。

 

それは勘違いしないでほしい。

 

もっと、普段お菓子とか
ご飯を食べる時のように、
よくよく考えないの???

 

めっちゃお金かかるんだよ????

 

っていうことが言いたいだけなのだ。

 

まぁ、これができないから、
やっぱり僕らは非合理的なのだが。

 

大学に通うには
どんなコストがかかるのか、
少し考えてみよう。

(大学に通わないケースと
   比較して異なる部分だけ)

 

 

まず授業料や施設料などの
諸々直接支払う料金で、

400万円〜600万円

が平均的だろう。

私立はもうちょい行くかな。

 

 

この辺は「人による」なのですが
大学に通う4年間(2年から6年程の幅)で
稼げるはずだった機会損失にも注目しよう。

 

日本人平均年収は400万円ほど、
中央値は350万円ほどなので、
高卒ですぐ働いたら一応
350万円×4年=1400万円となる。

(もっと年収が低い仕事が
たくさんあるというのは前提だが)

 

合計すると、まぁ
2000万円くらいをかけて大学に通う
ということになる。(実質的に)

(バイトを含めると
 1800万円くらいかもしれない)

 

まぁ、この辺の数字は
具体的にはどうでも良いのだが、
何が言いたいって、

でっかい買い物やでぇ

ってことだ。

 

相応に吟味してる???

 

いや、言いたいことはわかる。

 

大学卒という学歴を手に入れた方が、
年収は上がる傾向にあるんだから、
とりあえず行っておけば良いやん??

 

と考える気持ちもわかる。

 

 

わかるというか、まぁそう考えるなら、
別にそう考えて、適当に大学に行っても
全然良いと思う。

 

まぁ、正直、こういう話は、
千差万別な受験生それぞれの事情に
全て寄り添える書き方はできないので

 

まぁそれはそれで良いよ、
というふうにクッションを設けておこう。

 

まぁ、僕も正直、
ここまでは別に良いかなと思う。

 

というか、そこまで割り切って、
高学歴を目指す人は、なんだかんだで
しぶとく生きていけると思う。

 

個人的に危機意識があるのは、
こんなハイレベルな層に
関する話ではない。

 

日本は残念ながら、
現状で学歴社会なので、
僕と同年代デジタルネイティブ世代が

 

「社会の上位層を担う」

 

まではこの現状は劇的には
変わらないだろうと想像している。

 

となった時に、いわゆる
Fランク大学といわれる大学に、

 

貸与型の奨学金」を借りて、
通おうとしている子たちに向けて
考えてほしいのだ。

 

まぁ、これ自体も、
「絶対にやめてほしい!!!」
という意味で危機意識を持っている
というよりは、

 

ちゃんと相応の吟味は
してるのかなぁ、ということを
見直してみてほしいのだ。

 

 

僕の先輩の女の子に、
貸与型の奨学金を借りて、
いわゆる「Fラン」と言われる大学に通い、

 

40歳くらいまで
水商売をしないと返済しきれない
くらいの状況に
なってしまっている人がいる。

 

ご存知の通り、水商売は
若い女性」の方が給与が高くなる
傾向があるので、

 

40歳までいかないと返済できない、
ということはそのままいけば
少なくとも40歳になっても
返済はできないということになる。

 

(20代の今より、
30代の方が確実に収入が落ち込むから)

 

男の子でも、借金が大きいために、
ますますお金を借りて、返済沼にはまったり、
稼げると謳う詐欺に騙されて
借金を増大させたり、という話も聞く。

 

拝金主義」がいきすぎた
資本主義(機会の平等)社会において、
知識を持たない「弱い者」は
ただの頭のいい人のカモでしかない。

 

 

(なんか共産主義(結果の平等を謳う思想)に惹かれた人の気持ちもわかるでしょ?こういうところから世界史を学んでいくといいと思う)

 

 

 

正直、こういう記事を
積極的に読んでいるあなたは、
おそらくこうはならないだろう。

 

少なくとも、
受験に対して前向きだし、
情報収集をやっているからだ。

 

でも、
これをしない層の人は
たくさんいる。

 

そんなある意味、
よく行動しているあなたにも、
教訓として

 

大学には本当に
  そんなお金と時間をかけていく
  価値があるのか?

 

ということを
考えることはできるはずだ。

 

僕の中では、
答えは出ていませんし、
多分一生出ない。

 

これが正解だ!

と正論を振りかざしたところで、
その正論はあくまで
僕の常識の中での正論に過ぎず


確実にその正論が
通じない状況で
生きている人が存在する。

 

だって、高学歴で年収が
すごく低い人もたくさん知っているし、
大学に行ってないけど

 

自分でインフルエンサーになったり、
会社を作ったり、いろいろ活動したり、
という人もいっぱい知っているからだ。

 

もちろん、高学歴に勝ち組も、
大学にいかずとんでもない貧困に
喘いでいる人もたくさんいるだろう。

 

どっちが幸せなのか、
何がいい人生なのか、
僕には正直わからない。

 

しかし、Fラン大学は
とんでもなく悪いビジネスだと思う。

 

ん〜、難しい。

 

学ぶことは
一定数大事なのだな、と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回の記事 第9は、、、

 

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